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本業は大学教員で言語学の研究者。このブログは最近殆ど写真ばかり。「まっすぐ撮る部」「ズームレンズ使えないマン」「全日本絞らない党」あたりでやっている。

ステイホームの助けになったものたち(2020年5月)

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5/24までの記録です。僕の場合、四月前半に精神的にかなり追い込まれて、眠れなくなったり娯楽が楽しめなくなったりしていました。どうにかしようと色々やってみています。これから入れ替わりはあると思いますが、とりあえず現状。

 

1. 在宅勤務

仕事とプライベートの切り替えが難しいことが課題だった。「一部屋を専用の仕事場に改造する」ということを考えたのだが、家具やらスペースの関係上断念。結局普段くつろいで過ごす部屋に、「勤務時間中だけ座卓・座椅子・カメラ&マイク(ビデオカンファレンス用)を設置、勤務時間終了時に全部片付ける」という形態に落ち着きつつある。

机はこれ。ちょっと高めで背筋を伸ばして座れるのがいい。

www.low-ya.com

椅子はこれ。友人のTLで知った。背筋を伸ばして座ることになるので集中力が増す。あとは腰痛が出ないといいと思っている(普段は学期中腰痛に悩まされる)。

www.ayur-chair.com

日によっては、仕事が終わったあと部屋を片付け、自転車に乗って勤務先の前まで行き、そのまま取って返して帰ってくる「エア帰宅」をやっている。バカバカしいようだけど効き目はある。移動時間中に頭のモードが切り替わってくれるのがはっきりわかる。

 

2. 瞑想

眠れないことを姉に話したら瞑想を勧められた。しばらくYouTubeの動画などを見ながら自己流でやってみていたが、友人に話したらこの人のことを教えてくれた。

Kindleでこの本を買って読み、最終的には著者のEmily Fletcherが運営するオンライン瞑想道場に入会した。およそ200ドル、今でも「高えな!」と思うのと同時に、「それだけの意義はあった」とも思う。

瞑想は明らかに効果がある。ストレスがほどける感覚、頭の中が片付く感覚がある。また、ストレスや不安を感じている自分を客観視できるようになり、このこと自体がストレスに対する耐性を高めていると思う。毎日決まった時間に瞑想を行うことで生活にリズムがつく。今僕は普通に眠れるし、仕事をしている間はちゃんと集中できるようになった。この変化に対する瞑想の影響は大きいと思う。

瞑想すること自体はそんなに難しいことではないが、やはり「コツ」のようなものがある。本やオンライン道場でその「コツ」を知ったことは、自分の瞑想に対する敷居を下げてくれたと思う。どうせやるんだったらちょっと投資して、誰かに習った方がいいかもしれない。

 

3. 運動

色々試してみたが、どうやら自分に向いているのは「ウォーキング」と「ストレッチ」らしい。筋トレはどうも続かない。Switchの抽選が当たったらリングフィットにトライしてみようとは思っている。

ウォーキング、要するに散歩である。特に目的を定めずぐるぐる歩き回っている。時間がある時は朝と夜に一時間ずつ、合計10kmほど歩いている。GR IIIを持って、ちょっとだけ写真を撮る。後から写真を見直すのがちょっとした楽しみになっている。

www.ricoh-imaging.co.jp

 

ストレッチ、ストレッチポールの上でごろごろぐりぐりやるのがいい。

もっと高い純正品もあるけど、これで十分だと思う。

 

あと、つい最近知ったこのストレッチ動画、すごくいい。

youtu.be

ダンサーの方なんだけど、ものすごく人体のことを知っている。いや、クラシック系のダンサーって解剖学から教わってて、人間の骨や筋肉や腱やらがどこでどう繋がっているか、とかすごく知ってる人がいるんですよ。このストレッチ、「え、こんなふうにするとここが伸びるの?ここに繋がってるの?」と驚くことばかりで、すごく効く。一回一時間程度とちょっと長いけど、やりながら個々の動きを覚えていけば、そのうち自分で隙間時間に少しずつ、とかもできるようになりそう。

 

4. 食事

料理はほぼ100%自炊。無理をせず、シンプルで自分にとって満足感のあるものを作るようにしている。

朝は軽く済ませる。ナッツをメインにヨーグルトとかトマトジュースとかバナナとか。このナッツが小分けの袋に入っていて、味も量もちょうどいい。

米は二合炊き、茶碗一杯をその場で食べて、残りはこの容器三個に分けて冷凍する。

味噌汁は大体何を入れても美味くなるので、万能性が高い。野菜を食べられるのがとくに良い。なんなら乾燥野菜を入れるのがものすごく簡単。

 

週末はカレーをつくることが多い。カレーはうまいし、満足感あるし、冷凍もきく。基本はこの本の「ファイナルカレー」レシピで間違いがない。

いちばんおいしい家カレーをつくる

いちばんおいしい家カレーをつくる

  • 作者:水野 仁輔
  • 発売日: 2017/05/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

追加スパイスとして、カルダモンとクローブ、クミンシードをスターターで使っている。出来上がりの味がなんかいまいちな気がしたらハチミツを追えば大体まとまる。

 

5. インターネット

Twitterを見ない時間を決めて、情報への接触量を制限している。何せ現在景気の悪いニュースは限りなくあるので、無防備に浴び続けると押し潰される。YouTubeで最近流行りの音楽ジャンル"lofi hip hop"は、邪魔にならないので作業中BGMとしての性能がかなり高い。

www.youtube.com

YouTubeはエクササイズやヘルスケア系の動画も多くて、なんか宝が埋まってるんじゃないかとは思っているが、探し切れていない。

 

6. こころ

ルーチーンを決めて、毎日決まった時間に決まったことをするのは明らかに効果がある。「これをやるべきか、やらずに済ませようか」悩んで、「よしやるぞ」と決めて動き出すときに必要なエネルギーはとても大きいので、自動化することでそれを節約すれば、他のところで随分余裕ができるようになる。

でも、「ルーチーンを遵守して規律正しい生活をする自分」という自分像に依存しないほうがいい。「今日はダルいからいいや、OKOK」で済ませられる余裕があったほうが絶対にいい。ルーチーンは結局行動のショートカットに過ぎなくて、人格そのものを規定したり、アイデンティティの支えになってくれるようなものではない。

現在の状況は、奇妙な道徳的ハードルを全ての人に課しているように思う。この全人類的な危機に際して、「きちんと生きる」ことが各人に求められているような。この時間を無駄にすることは許されないような。弱音を吐くことは許されないような。だってもっと大変な人がいるのだから。でも本当は平気じゃないひとたちは、すごくもってまわったやり方で弱音を吐いている。

youtu.be

少なくとも時々は、「しんどいよ」「助けて欲しい」と言っていいのだと思う、誰でも。