2022よかった：デバイス/ガジェット（と番外編）
2022よかったシリーズ、機械あれこれ。最後に番外編もあります。
AccSoon SeeMo
「カメラのHDMI出力を、iPhone/iPadに入力する」という機材です。iPhone/iPadを外部モニターとして使用しつつ、録画もできます。僕の場合、ねこの動画をカメラの画質でスマホに録画し、即座にTwitterにアップロードできるのがすごく嬉しい。また、カメラ本体と同時録画をすることでカメラにはクリーンな動画を、iPhone/iPadにはカメラの情報表示をさせた動画を全く同じ画角で同時記録することができます。AFテスト動画を作るときなどにたぶんすごく便利（やったことないけど）。さまざまな部分の造りもしっかりしてるし、専用アプリも安定していて、とてもいい商品です。Amazonでの売り方がなんか怪しい感じなのが残念。普通に売ればいいのに。
Shokz OpenRun
みんな大好き骨伝導イヤホン。僕にとっての用途は、「ウォーキングや出勤途中にRadikoでラジオを聞く」です。2020年にAftershokz Airを買い、二年間ほぼ毎日使い倒して、今回アップグレードです。一番変わったのは「音が大きくなった」こと。交通量の多い通りを歩くときなどにイヤホンの音が掻き消されて聞こえなくなってしまうことがほとんど無くなりました。音質もとてもクリアですごく満足しています。
Roland T-8
ドラム6トラック＋ベース1トラックでシーケンスを組めるリズムマシンです。充電式で軽くコンパクト、かなり気楽に鞄に突っ込んで持ち出せます。ちょっとした空き時間にポチポチパターンを組んで遊ぶとたのしい。
Technics EAH-DJ1200-K
有線、軽い、カールコード付属あたりが自分のニーズと合っていて、値段もそんなバカみたいなものじゃなかったので。T-8や、後述するSteam Deckのお供として使っています。音はそれほどびっくりするようなものではないですが、装着感はとてもいいです。
Roland UVC-02
据え置き機材がない場所で対面＋オンラインのハイブリッドイベントをやる場合に極めて強力な機材です。4系統の音声（HDMI・XLR・AUX・ヘッドセットマイク）をミックスして、USB・モニター・ヘッドホンに出力できます。コンパクトで軽く持ち運びも余裕。今年度の授業はこれに頼りっきりでした。
皮むき器
伊集院光がラジオで推していて買いました。秋口にこれで毎日梨をむいて食っていた。梨をむいている間は劇的に便利ですが、梨をむいていない間はかなり邪魔です。そして僕は、ほとんどの人間がそうだと思いますが、人生において梨をむいていない時間帯の方が長い。しかしこれがあるから梨を買おうと思うわけで、まあ全体としては買ってよかったに入る感じです。
Steam Deck
PS5がいつまでも買えないので予約したら12月にPS5も買えてしまったので、ゲーム機が渋滞気味です。デバイスとしてはとても良くできています。僕にゲームをする時間が足りないのが問題。ゲームの方は、「Deckでも動くけど文字とか小さくなって読みにくいよ」みたいなのが意外と多いんですが、あれもう少しなんとかして欲しい。背面のボタンを使って簡単に画面を拡大できるようにするとか。
MACRO APO-LANTHER 65mm F2 Aspherical
久しぶりのレンズ。ボディとレンズを売却して実質無料メソッドで購入しました。解像力はえげつないんですがボケは固く、結構難しいレンズだな、という第一印象。
ボディはZ6II。マクロ的なレンジの方が本領発揮できる気がしますが、もう少し使ってみる必要があります。Zマウントの標準域にはZ5012Sという絶対神がいるため、ついそちらに使用頻度を奪われ気味ですが、いずれMFしたくなる日は訪れるものなので。
あと番外編をちょっと。
PANJAのシュトーレン
評判のいいパン屋さんで、たまたま目についたシュトーレンが美味しそうだったので注文してみたら、これが大成功でした。最初は「トリプルベリーのシュトーレン」を注文し、あまりに美味すぎてクリスマス前に無くなりそうだったので「和栗とメープルのシュトーレン」を追加しました。濃厚、複雑な味わいで紅茶やコーヒーとの相性が素晴らしく、毎日ちびちび食べて長期間楽しめるのも良かった。冷蔵庫にあのシュトーレンが入ってるというだけでとても幸せな一ヶ月になりました。
ねこは「ゴハン」と言っているのか検証
知り合いのライターさんのねこが「ゴハン」と言っているように聞こえる、というのでそれを検証しました。Adobe Auditionで分析しつつ、それを説明しながらOBSで録画した動画です。しかし手前味噌ですが、説明が異様にわかりやすいですね。原稿なしの一発撮りで、音声もそのまま撮っています。言語学の専門知識と、オンライン授業を通して得たノウハウを組み合わせると、ねこが「ゴハン」と言っている記録を残すこともできるようになるのでした。有益極まりない。
飼い主のライターさんによる記事はこちら。2022年デイリーポータルのアクセスランキング5位だったそうです。
そんなわけで2022年。全体としては、比較的落ち着いた生活でした。自宅の住環境が整ってきて、好きなものに囲まれて快適に過ごせるのがとても大きいですね。それにプラスして、定期的に展覧会や映画館に行っていたのも良かったのだと思います。来年もこんな感じで過ごせたら特に文句はない。僕自身の健康と、そろそろシニアなうちのねこ達の健康が心配ですが、とりあえず初詣でお祈りしておきましょうか。
ではまた、2023年に。
