季節が変わるのを見た
「今年は止めとくか」ばかりの世界にも夏はやってきた。溜めに溜めてドーン!みたいな仰々しい登場で。
僕はなぜか夏に、特に夏の夜に特別な感傷を抱いていて、居ても立っても居られない気持ちになる。それは必ずしも不快ではないざわめきで、夕方の散歩で大人しくなる程度のものだけども。
また一周して戻ってきたとき、どうなってるのかな。その時自分は「あっという間だった」と思うのだろうか、それとも「ずいぶん長かった」と思うのだろうか。
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせている。