bluelines

本業は大学教員で言語学の研究者。このブログは最近殆ど写真ばかり。「まっすぐ撮る部」「ズームレンズ使えないマン」「全日本絞らない党」あたりでやっている。

写真と自分について

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記録も兼ねて、写真と自分のこれまでをまとめてみます。

 

2011年 
初めて一眼レフカメラを買う。Nikon D5100のズームレンズキットだった。特に理由もなく、なんとなく選んだ。

2012年 
広角ズームレンズを買ったり、標準単焦点レンズを買ってみたりする。旅行に行ったときや、時々思い立ったら撮る程度。

2013年
ねこを飼い始める。ねこのかわいさを記録に残そうと、写真を撮る頻度が猛烈に上がる。Flickrに撮った写真を毎日写真をアップロードするようになる。初めてマニュアルフォーカスレンズを買う。「古い機材を売って新しいのを買えば実質無料」というこの世の真理に気が付いてしまい、機材が爆発的に増えていく。年末にNikon Df購入。

2014年 
フィルムを始める。シリーズ「レンズポルノ」を始める。勤務先大学のウェブマガジンに写真を提供するようになる。カメラの各種設定機能、Lightroomの現像パラメータを一通りすべて把握する。58mm f/1.4Gを買ったら、なんだか新しい世界が開けた気がした。

2015年 
単焦点標準レンズで打線を組み始める。勤務先大学の非公式Instagramを勝手に始める。大学キャンパスの写真を撮りまくっている。

2016年 
ねこが増える。大学キャンパスの写真をメインで撮っている。『トーマス・ルフ展』で衝撃を受ける。ねこ旅を始める。まっすぐ撮る練習を重ねた結果、フジテレビの画像加工に気付き、けっこうな騒ぎを起こしてYahoo!ニュースに載る。

2017年 
いろんなことが重なり、生活が破綻寸前で写真を撮る気力が薄れる。大学の仕事では撮るが、それ以外はほとんどまともに撮れていない。

2018年 
大学で一年間のサバティカル。アートフォトの写真展に行ったり、写真集を買うようになる。Nikon Z6を買ったら、あまりにいいカメラで、写真を撮る頻度が極端に上がる。

2019年 
「自分の写真って何だろう」と考え始めて、まったくわからなくなる

 

こんな感じの経緯を辿っての現在、自分ではとても面白いことになっています。これまでの経験で、僕は二種類の「いい写真」の基準を学んできました。ひとつは写真の教科書に載っているタイプの基準で、適正な露出、適正な画角とアングル、適正な構図云々からなるやつです。もう一つはいわゆる「映える」で、SNSでどれだけいいね!がつくか、バズるかどうか、という基準です。

で、最近、その二種類の「いい写真」基準をどちらも無視して、とにかく自分が撮りたいように撮って残す、というのを始めました。そうすると、自分の中に何かがあるんですね。「教科書から学んだ基準」ではなく、「いいね!数から学んだ基準」でもなく、でもなんか自分はこれいいと思うなあ、みたいなのがある。で、それがどういう基準なのか、自分ではまったくわからない。でもなんかある。なにかの気配に反応してる何かが、自分の中にいる。

 

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「自分の中に何だかよくわからないものがある」という気付きと、その何だかよくわからないものがしでかすことを写真を通して観察できる、というのはかなり面白いことです。写真を撮り始めてから今までで、何だか一番楽しいかもしれない。

 

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