ねこ旅2018(相島編)
もはや毎年恒例になりつつありますが、ねこに会いに島に行きました。今回は福岡県の相島(あいのしま)です。過去のねこ旅エントリはこちらをどうぞ。
一日目、雨
初日はただただ雨が降っていました。予報で分かっていたこととはいえ、やっぱり残念です。とにかくフェリーで島に渡り、ねこを探してみます。
ねこも雨を避けてじっと我慢しています
フェリー乗り場の待合室に入りたがっています。入ったら入ったで、すぐに出て行ったりするんですが
雨に濡れてもそう気にしてない様子のねこもいます
リア獣のあいさつです
雨宿りスポットを見つけました
もう一人やってきました
一緒に雨宿りします
雨の中でも縄張りパトロールをしています
この体型からみて、十分に食べることができているみたいです
なぜか雨の中、堤防で佇んでいます
僕はすごく好きなカットです。こういうのが撮りたい
濡れてもいいや、という何かがあるんだと思います
僕が近づくと雨宿りスポットから出てきました
軒下の室外機の上は濡れないようです
旅館の入り口にいた三毛さんとフサフサ
雨は降り続けます
雨の中歩き回って、僕の膝あたりは浸水し始めました。雨ざらしの自転車に感情移入してます。
いい場所見つけたねえ
雨は止みません。
僕の体は濡れてきて、ねこはみんな雨宿りでじっとしているので、撤退することにしました。予定していたのより一本早いフェリーで戻ります。
一泊して、次の日は別の島を訪れる予定でした。が、相島があまりに中途半端に終わってしまったため、予定を変更してもう一度ここに来ることに決めました。
渡船場のねこ
相島へのフェリーが出ている渡船場(本土側)にもなぜかねこが住み着いています。待合室の椅子は一部占領されています。
たぶんボス格の茶トラ氏。受付は彼のお気に入りポジションみたいです
くろねこは見張り番を務めます
よそのねこなのでしょうか。くろねこが一生懸命威嚇してました。
窓から外を眺めています。
二日目、強風、でも晴れ
朝からもう一度相島に渡ります。風が強くて波が高く、フェリーがものすごい揺れ方をして、とても怖い思いをしました。島に着いたらいい具合に晴れ間がのぞくようになり、いかにも島らしい景色がありました。
空が青いと、海もいい色になります
島ねこあるある、道路の真ん中でのんきにくつろぐ
結構距離があるのだけど、明らかに僕を意識しています
寝そべっていても誰にも邪魔されません
トンビがたくさん飛んでいました
50mm単焦点、ノートリミングでこの大きさに写るほど近くに来ます
トップ写真の三毛さん。今回すごくフォトジェニックだった
島ならではの風景
いい雲のテクスチャ
Z50mmですが、ものすごい描写だと思います
今回カメラはNikon Z6。レンズはZ50mm f/1.8Sと、Z35mm f/1.8Sの二本です。一日目は雨でレンズ交換ができずずっとZ35で、二日目の午前中はZ50でした。これらのレンズの描写に驚いたカットがいくつもあります。
Z50。ド逆光で水面反射、被写体はくろねこという無茶振りですが、あっさり捌きます
Z50。ピント面のシャープさが立体感を生み出します
Z50。歩いてくるところをAF-Cで。過剰じゃないボケかたがすごくいい
Z50。背景が実に品のいいボケかたです
Z50。ボケ自体が大きくなくとも、強烈にシャープなピント面は浮き上がってきます
Z50。どこにピント面があるかはっきり見えます
こちらはZ35ですが、なんというか文句のつけようがありません
Z50。昨日の自転車をもういちど
カメラ・レンズの力があると、ねこにあまり近づかない、引いた構図にチャレンジしたくなります。開放でもピント面はしっかり解像してくれるので、小さくてもねこが潰れない写真が撮れます。
くろねこの影
漁港の、たぶん特等席なんだと思います
道路の真ん中をのんびり歩きます
島ねこは広い場所でも平気です
昨日も会ったフサフサ、玄関先に出てきています
こんなところにもいた
お昼ごろには日が差して気温もあがり、ねこは陽だまりでくつろいでいました。
首輪をしている子も結構いました
まだこねこ、路上でくっつきます
広い空き地を独り占めしています
ねこ溜まりができた
日差しを浴びてフワフワしてる
僕が近くにいることに気が付いていなかったので、ちょっとびっくりしてます
塀の向こうでもスヤスヤ
日が当たって、あたたかい。
雨・強風に見舞われた今回のねこ旅ですが、最後には島ねこならではのすがたをたくさん見ることができました。Z6は重すぎず取り回ししやすく素晴らしい描写で、これまでのねこ旅で使ったどのカメラよりも良かった。また来年もどこかに行こうと思います。
ちょうど帰ろうとした時。エモかった。