NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sで写真を撮っている
Nikon Z6を買ったので写真を撮った - bluelines
続きです。Z6と一緒にレンズを一本買いました。NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sです。
35mm単焦点でf/1.8という平凡なスペックの割に値段お高め。コンパクトなわけでもないしマクロでもない。地味で無粋な外見。正直、カタログで見ている限り「このレンズ何?ニコンはどうしたいの?」です。僕もマップカメラのポイントが貯まってなかったら買っていなかったと思います。
ところが実際に撮ってみると、これがおそろしいほどよく写るのです。近景は滑らかにクリーンに、遠景はどこまでもシャープに写ります。諧調が豊かで、ハイライトがものすごく粘ります。明るくても暗くても、近くても遠くても、開いても絞っても撮れる。こんなに何でも撮れてしまうレンズ、僕は初めてです。
Z6が届く前は、マウントアダプターでいろんなレンズを使えるのが楽しみでした。実際、最初は毎日レンズをとっかえひっかえしていました。でもだんだん持ち出すのがZ35S一本になってきました。これ一本で何でも撮れてしまう。初めてです。
単焦点レンズのラインアップというのは、普通f/1.8シリーズの上にf/1.4シリーズの高級品を置くものですが、もうこれだとf/1.4いらなくない?これで十分すぎない?そう考えるとこの価格も、むしろリーズナブルじゃない?などなど混乱しています。初めてです、こんなの。