【画像大量】ねこ旅2016総集編
2015年度はいろいろなことがあったので、最後に気分を一新してから新年度に臨みたい、と思っていたのです。何か普段しないことをしたい。どうしよう、自分が好きなものはなんだろう、と考えたら、「ねこ」「写真」が浮かびました。そこで、「日本のいろんなねこスポットを巡り写真を撮る旅」に行くことにしたのです。
前回エントリではフィルム写真を載せましたが、今回の旅にはデジタルカメラ(LUMIX GX8)も持って行きました。撮った写真は合計1500ほど。行った場所の情報と合わせて、ねこ旅2016を振り返ります。覚悟はいいか、ねこ画像山ほどあるぞ。
1. 御誕生寺(福井)
福井県越前市にある曹洞宗のお寺。数十匹の猫を保護・飼育していることが話題になり、たくさんの人が訪れるようになった場所です。僕が行った時は日曜だったこともあり、沢山いるねこよりさらに沢山の観光客がいました。こどもがねこをわしわし触っていて、なんだかお寺というより動物園みたいな空気でした。
お寺併設の墓地で、夕日を浴びる二人。
お地蔵さんが並ぶ道で
おじさんにくりくりされる
人から逃げない子はスター芸能人のような扱い
観光客の足元で落ち着いている。
こどもにわしわしされても平気。
バンダナが似合ってる
堂々たるあくび
暖かい日差しを浴びて
なんかすっごいフサフサだったひと
不機嫌なのではなくて、普段からこういう顔
モデルさん、目線ちょうだい。
京都で訪ねたねこスポットは二箇所。
まず最初は、有名な「哲学の道」の南端、若王子観音周辺。閉店した喫茶店が入り口に吊るしていたワゴンがあるのですが、それがすっかりねこ集めグッズと化し、7〜8匹が住み着いています。世界中から観光客が訪れる場所柄、ここにいると様々な言語で「猫!猫たくさんいる!」が聞こえてきます。
もう一箇所は梅宮大社。境内で4匹ほどが放し飼いになっており、さらに近所からやってくるのも。ここの子達は見知らぬ人間からはある程度距離を取ろうとするので、触ろうとはしない方がいいと思います。手入れの行き届いた落ち着いた神社で、とてもねこが似合う場所。
若王子観音で
ねこ集めグッズと化したワゴン
ちょっとしたシンメトリー
関西のツッコミ
血統のせいか皆短足、そして丸々としている
地域の人が持ってきてくれるごはんを食べて、満足
食後はワゴンの屋根の上
写真撮影にも応じます。
梅宮大社の社務所で、昼寝から覚めたところ。
境内のパトロールに出発
庭園を案内してくれた。
おみくじの隙間から覗くしろねこ
奉納の酒樽の上で。福々しい顔しおって。
3. 男木島(香川)
有名なねこ島。高松からフェリーが出ているので、島の中では訪ねやすいと思います。ねこは男木漁港および豊玉姫神社周辺にたくさん、ともかくたくさんいます。あまりにねこ密度が高くて、逆にどう撮ったらいいのかわからなくなる不思議な場所。
何気なくカメラを構えるだけで、フレームに5匹入ってくる。
この猫密度
こういう写真は逆に難しい
ケツまくら
全く人を怖がらない。路上でのんびり毛づくろい
ブロック塀に鈴なり
広角アップもいける
高台にある「豊玉姫神社」
海と街が見下ろせる
坂と階段はとても急
屋根の上で、規則正しく。
4. 佐柳島
こちらも香川で、男木島よりはずっと小さな島。フェリー発着場所は多度津駅から徒歩15分くらいで、本数も少ないので、男木島と合わせて一日で回るのはきついでしょう。 島にはレストランや商店の類はないので、食べ物飲み物は自分で用意していかなければいけません。ねこは本浦・長崎集落と、その周辺の海際の堤防に。
瀬戸内海の朝。
海辺の堤防で。
集落内にいた美人さん。
民家の前に並んで
道の奥へ
様子をうかがうくろねこ
ねこ溜まりがあちこちにある
毛づくろいの顔
堤防は昼寝スポットらしい
肉球丸見えだよ
海を望む。
5. 竹富島(沖縄)
今回の旅の最終目的地。石垣島からフェリーで10分ほどで着くので、距離は遠いがアクセスは悪くないのです。ねこは集落内とビーチにいます。集落内のねこは警戒心が強い子が多いが、ビーチのねこは寝てばかり。コンドイ浜に10匹ほど、カイジ浜で5匹ほど、集落内では小中学校周辺で見かけました。
集落のねこ。多分飼い猫、丸々としている。
石垣の上であたりを見回す
三毛さんに導かれて
なぜか得意げな顔
コンドイビーチ、休憩所で休憩している
白い砂浜をバックにスヤスヤ
ベンチの上でスヤスヤ
うさぎしっぽの黒こねこ
こどもに無理やり抱っこされそうになり、木の上に逃げる
朝日を浴びながら朝寝
最終日、竹富島。朝七時ごろにビーチに行きました。ねこ写真は前日までに思う存分撮っていたので、景色を見に行くつもりでした。朝日に照らされ、僕の他には誰もいないビーチを眺めながら、この風景に自分が入った写真を撮ろう、と思いついたのです。
海に向けたカメラをテーブルの上に起き、スマホとWiFi接続してリモート制御します。石垣の上に座って、リモートシャッターを切っていたら、こねこが一匹近づいてきました。前日にこのビーチで、何枚も写真を撮らせてもらったくろねこでした。「どうしたの?」と聞くと、その子は僕の隣にやってきて、そして膝の上に乗ったのです。
唐突に訪れた奇跡の一瞬は、たぶん一生忘れない思い出になりました。ねこはいい。ねこはいいぞ。